2014-09-22

『住宅除染:過半が未完了…74市町村計画、進捗に地域差』 【9/22 毎日】


改めて確認しておきましょう。以下の地図は9月22日の毎日新聞に掲載されていたものです。もう3年半を経過しますが、やっぱり除染はやっても甲斐が無いのでしょう。いい加減諦めて、避難したらどうでしょうか? 原発を再稼動しないよりこちらの方が経済的な負担が大きいのではないでしょうか。

以下は記事からの抜粋です。


『住宅の除染を計画した東北、関東の74市町村のうち計画分を「未完了」としているのは、6月末時点で半数超の40市町村に上り、少なくとも計約31万1700戸分に上る』

『未完了とした40市町村の県別の内訳は、実施戸数の多い福島県が29と大半を占め、少なくとも28万6002戸の除染が終わっていなかった。他は栃木・宮城各4、茨城2、群馬1で計2万5719戸。今後の除染予定戸数について、3市町村は「集計中」などとして回答しなかった。宮城県山元町(予定戸数1495戸)と福島県新地町(同600戸)は「進捗率0%」だった。』
 
『環境省の担当者は「福島県は実施戸数が多く、計画完了は2015〜16年度末がめどでほぼ想定通りのペースだ。他県は戸数を基準にすると約9割が終了した」と説明する。』
 
『一方、京都精華大の山田国広名誉教授(環境学)は「国は除染方法の大枠を指針などで定めているが、その運用は自治体に任され、地域差が生じている。計画分を終えてもホットスポットなどの問題が残る場合もあるが、今後の具体的な方針を国はまだ示していない」と指摘する。』

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