2012-04-08

村長に騙され(?)て安全デマを流す櫻井よしこ

村民がいなくなると村長はたいてい失職します。村民が激減すると村役場自体税収がほぼリニアに激減します。そんな村長の言い分を盲目的に信用し、読者に誤った認識をさせかねない記事を櫻井よしこが書いています。以下は抜粋ですが、こう言ってやりたいですね。
  1. 法律では1mSv/年であること、平常に戻る過程は恐らく数十年掛かるであろうことを念頭に置いてよね
    → ICRPなんか信用していること自体が胡散臭いよね
     
  2. 「水に溶け出さない」ということをデータで示さないとね…
    → 側溝とか、東京湾とか濃度が上がってますけどね
     
  3. 0.178mSv(いわなの里)ですら住みたくないですね、これって被曝していない地域の4-5倍でしょ!
     
  4. だから、お前が(一族と移り)住んで納税しろよ
 『 「村に帰ろう」と村長が呼びかけた福島県川内村、いわなの里を訪れて 
                                                          - 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 930 』 
【3/31号 『週刊ダイヤモンド】

「村に帰ろう」と全村民に呼びかけた福島県川内村の遠藤雄幸村長にお会いしてきた。3月20日の春分の日、郡山駅で待ち合わせると、駅正面の放射線量を示す掲示板には毎時0.423マイクロシーベルトと表示されていた。これは年間3.7ミリシーベルトに相当する。
日本人は自然界から年平均1.4ミリシーベルトの放射線を浴びているが、世界には自然放射線量が年平均10ミリシーベルトを超える所も少なくない。国際放射線防護委員会(ICRP)は、原発事故など不測の事態から平常に戻る過程における許容放射線量を年間20ミリシーベルトから1ミリシーベルトの間と定めている。郡山駅前の放射線量は、十分この範疇に入る。
「この数字、覚えておいてくださいね」と、遠藤村長が言った。

(中略)

「水質検査はもう何回もしました。放射能は全く検出されていません
遠藤村長はさらに言った。
「セシウムが森にも落ちたのは確かです。木々の葉にくっついたセシウムは落葉すれば、木の葉にくっついたままそこにとどまります。水中のものは泥に吸着してそこにとどまります。しかし水には溶け出さないのです」
(中略)

いわなの里は0.178マイクロシーベルトだった。郡山駅は0.423マイクロシーベルトだった。遠藤村長が「数字を覚えていて」と念を押した意味がようやくわかった。その後、村役場前を含めて数カ所で川内村の放射線量の数値を確認したが、いずれも郡山駅の2分の1以下だった。
放射線量の低い所から高い所に川内村の人たちは避難させられ、現在に至っているのだ。菅直人、枝野幸男両氏らの政権以来、この皮肉な本末転倒は現在も正されていない。なんという政治の無策無能だろうか。

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