2011-10-29

食品の暫定規制値ようやく

嫌いな小宮山洋子厚生労働相ですが、放射性セシウムによる内部被ばくを年5ミリシーベルトとして策定している現行の暫定規制値を、年1ミリシーベルト程度を前提に見直す方針を明らかにしています。暫定規制値を決めたのはこの低脳のオバちゃんではなく、それを見直すことには一定の評価を与えたいと思いますが…

  1. 今までの余分な被曝は被曝であり、手遅れの感も
  2. 内部被曝だけで1mSv/年ではまだ不充分でしょう
  3. セシウムだけでなく、全核種でお願いします
  4. 脱原発にも口出ししなさいね

2011-10-28

「投機的な動きに対しては必ず断固たる措置をとる」と息巻く安住財務大臣

連日の対ドル最高値更新に、25日にタイトルのような発言がありました。1年前10円も円安のレベルで書きましたが、ぜひ、この「口先介入」に留めておいてもらいたいものです。実際に介入するためには、国民投票レベルの審判が必要でしょう。いち大臣が、その場しのぎで、泡と消える何兆もの大枚をはたくのは、どう見ても背信行為でしょう。民間企業が(海外移転等を)準備する時間稼ぎとしては余りにも高くつき過ぎです。

2011-10-27

『小中学生の体内から少量のセシウム 福島・南相馬で検出』 【10/25 朝日】

『福島県南相馬市の市立総合病院は、9月下旬から検査した市内の小中学生の半数から少量の放射性セシウム137が検出されたことを明らかにした。事故直後に呼吸で取り込んだものか、事故後に飲食物を通じて取り続けたものか不明のため、病院の責任者は「定期的に調べて健康管理につなげたい」と話している。
小中学生527人を最新の内部被曝(ひばく)測定装置で調べたところ、199人から体重1キロあたり10ベクレル未満、65人から同10~20ベクレル未満、3人から同20~30ベクレル未満、1人から同30~35ベクレル未満のセシウム137を検出した。
セシウム137が半分になるまでは約30年かかるが、体からは便などとともに排出されるため、大人で100日程度、新陳代謝が高い小学校低学年生で30日程度で半分が出ていく。』
これって…
  1. ストロンチウムやプルトニウムはどうなの?
  2. 3月下旬の空気から内部に取り込んだなら、生物学的半減期を6回も経ているので、当時の被曝量を考えると…

2011-10-26

内閣府原子力委員会のおままごと

原発事故のコストがMax.1.2円/kwh、って、汚物撒き散らしの掃除代や寿命短縮・心労等の賠償額も含まないこの数字にいったいどんな意味が有るのか、筆者には全く解りません。しかもNHKなどはこの数字を委員会内で「合意」したと伝えていますが、合意って、当事者双方の意思が一致することであり、この言葉遣いも理解不能です。スプレッドシートで準備すれば中学生にも試算できるのですから、ポイントは前提条件の置き方だけであり、そこを国民と「合意」(これでもオカシイけど…)してもらえませんかねー。例えば原発は東京湾に作るとか。

2011-10-25

『敦賀原発も再稼働差し止め仮処分申請へ 滋賀の住民、関電7基に続き』 【10/24 毎日】

『日本原子力発電の敦賀原発(福井県敦賀市)で事故が起きれば、琵琶湖が放射性物質で汚染され、近畿一円の住民の生命が危険にさらされるとして、滋賀県の住民ら約30人が近く、定期検査で停止している同原発1、2号機の再稼働差し止めを求める仮処分を大津地裁に申し立てることが24日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、現行の国の安全審査指針などに基づく定期検査が電気事業法が定める適法な検査にあたらないと指摘。新たな基準で定期検査を終えるまで再稼働させてはならないと主張する。
同じ住民らは今年8月、福井県内にある関西電力の原発7基についても再稼働差し止めを求めて大津地裁に仮処分を申し立てており、関電側は争う姿勢を見せている。』
一部以前の繰り返しですが、こんな風に思います。
  1. 滋賀県だけではなくて、風下の岐阜や愛知も加勢してね
  2. 原電や関電等の「やらせ」も暴いてね
  3. 泊の二の舞は勘弁してね、玄海もね

2011-10-24

中日ドラゴンズ坂井球団社長

9月6日に巨人に敗れてガッツポーズをし(たと伝えられ)、連覇落合監督を解任し、優勝決定時に落合監督に握手を拒否され、ビールかけで自分のシャツにビールかけをしたのが坂井球団社長です。名古屋市教育委員会出身のこの社長、やっぱりリコールの対象でしょう。株主総会で吠えた中日スポーツのバカな記者や、浅薄なミーハーファンだけが味方のようです。利益が上がらないのは、監督の報酬ではなく、努力を怠った球団側に有るのは明らかです。でも、オーナーはしっかりしているので、ゾンビ・ナベツネの玩具にされる讀賣ほど酷くはないのでしょうが…

2011-10-23

トヨタ (15) タイ洪水で思うこと

洪水の影響で来週も創業停止、周辺国も半分前後の生産に絞ると報じられています。思い出すのが4年前、2007年7月のリケンの一件です。新潟県中越沖地震によるピストンリング生産ストップの影響を抑えるべく、当時は330人のトヨタの従業員が復旧にあたったのでした。その後、今年の東日本大震災でもルネサスの電子部品で同様のトラブルが起こり生産台数に大きな影響を及ぼしました。

この会社はもともと懲りない会社なのですが、4年間何をしてきたのか大いに疑問です。調達の無策は、一部上場企業、いや世界のトップ企業として恥ずかしい限りです。複社発注しないなら、緊急時のバックアップぐらい考えておくのが、まっとうな会社でしょう。復活はまだまだ、と言うか無理かも知れませんね。