2011-10-15

EMOBILE Sony Ericsson mini (S51SE)、 Xperia™が取れて発売

1ヶ月前に書いた端末がイーアクセスからEMOBILEブランドで発売されました。筆者はEMOBILE2代目のAriaを愛用していますので、ちょっと気になるところです。サイズ・重量は実機を触ってからでしょうが、ここまで厚いならいっそのことキーボードを着けて欲しいですね。あとはCPUのクロック周波数とandroidのバージョンの違いをどう評価するかでしょう。

Ariaちゃんとの比較は以下のとおりです。

  • サイズ:88H(Aria比-15.8)x52W(同+5.7)x16D(同+4.3)mm
  • 重さ:99(同-16)g
  • ディスプレイ:3.0(同-0.2)インチ
  • CPU:Qualcomm Snapdragon MSM8255 1GH
    (AriaはQualcomm MSM7227 600MHz)
  • OS:Android2.3(Ariaは2.2)
  • テザリング:OK(AriaもOK)

2011-10-14

首都圏における被曝 横浜 世田谷 千葉…

横浜のストロンチウムとか世田谷の高線量とか、首都圏の話題が報じられています。世田谷は民家の床下の瓶だとかこじつけともとれる推測がされています。首都圏にお住まいの皆さんが知りたいのは全核種の「本当」の線量ではないでしょうか。因みに筆者は関東以北には3.12以降足を踏み入れていません。200万人の福島の住人を疎開させられなかったこの国が、2,000万人の住人を受け入れられる訳は無いという悲しい事実から、東京都民が福島住人の同じように被曝させられているのではという疑いは晴れる訳が無いのです。この辺りのモヤモヤをまとめると以下のような感じ、それも気持ち悪い感じです。
  1. 民家の床下のラジウムだから福島原発由来でないと目眩ましに使っていないか?
    → 平時との差を明確化しながら福島原発由来はしっかり調査して欲しい
     
  2. 文科省のセシウム後出し警報は、本当なのか?
    → 非難は現実的ではないから控えめな数字を発表しているのでは?
    → モニタリングでは当初新宿辺りでも1μSv/時
     
  3. セシウム一本足打法で良いのか?
    → 武田教授のブログにもありますように、原子炉の中ではセシウムとストロンチウムが同じく6%程度できるのに、測りにくいという理由だけで測られていない
    → 食品も含め、筆者もストロンチウム等他の核種への注意を再三書いてきました
     
  4. 2.と被りますが、金・手間が掛かるから調べなかっただけというのはいかにも命の安いこの国らしい
    → 『横浜でストロンチウム検出、なぜ今?』【10/13 MBSニュース】もご参照ください
     
  5. 首都圏の住人も、福島県人と同様、汚染食品を他県に出荷して知らん顔の同僚(生産者)を恥ずかしく思わないのでしょうか?
    → 自らも空間から相当量外部被曝しているかも知れないのに、食品から内部被曝しても平気だという超健康体だという自信満々ということでしょう、子供も…

2011-10-13

『放射性物質:福島産米、全て出荷可能 本検査で規制値以下』 【10/12 毎日】

『福島県が行っている新米の放射性物質本検査で、最後まで残っていた二本松市と三春町の検体の検査結果が12日判明し、国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を下回ったことが分かった。これで全ての同県の本検査を終了し、規制値を超える放射性セシウムが検出された例はなく、今年の作付けが認められた県内市町村からの福島産米の出荷が全て可能となった。
東京電力福島第1原発事故を受け、政府は4月、警戒区域や計画的避難区域、緊急時避難準備区域の米の作付けを制限。その他の区域でも、土壌中の放射性セシウムが1キロ当たり5000ベクレルを超えた場合に作付け制限する措置が取られたが、該当地点はなかった。
収穫時の検査は、予備検査と本検査の2段階。予備検査で二本松市小浜地区産の米から暫定規制値と同じ500ベクレルを9月23日に検出した。県は二本松市を重点調査区域に指定し、調査地点数を増やして本検査を行っていた。本検査で規制値を超えた地点があれば、旧市町村単位で出荷停止となる仕組みだった。』
2週間前に予備調査でクロかったコメが本調査でシロとなったようですが…
  1. ちゃんと調べているのか信用できない(殺人知事佐藤雄平の県ですから)
    → 福島全域のコメを出荷可能にするための情報改ざんの疑いが晴れる報道ではない
    → 下回る値が出るまで調査地域や検体数を増やしたのでは?
  2. 下回っても499Bqとかでは?
    → そもそも500Bq自体がドイツとは2桁違い
  3. 被爆中の福島の子どもたちに食べさせるのは疑問
    → 甲状腺だけの調査では済まなくなる

2011-10-12

『伊豆市が全箱検査の方針 乾燥シイタケから基準値超えのセシウム 「なぜこの時期に…」 静岡 』 【10/11 産経】

『静岡県伊豆市産の乾燥シイタケから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出(599Bq/kg)された問題で、同市は11日、今春に収穫されJAに保管されているすべての春シイタケについて、1箱ごとに放射性物質検査を行う方針を決めた。』と報じられています。

首長の発言は以下のとおりです。
川勝知事(やっぱり)
(出荷制限解除について)「安全なものを破棄するわけにはいかないが、(東京電力への)損害賠償請求もあり、戦略を考えながらやっていきたい。関係団体と消費者にとって一番良い落としどころを見つけたい」
→ 関係団体などどうでも良いので、消費者の健康だけに配慮してくれよ 
菊地市長
「これまでシイタケについても検査してきたが、暫定基準値を超えたことはない。しかも今JAに残る春シイタケは検査さえ行っていないのだから、裁判も開かれないのに有罪といわれているようなものだ」
→ 静岡はお茶で前科持ちなので、「裁判」云々は悪い喩え

2011-10-11

『(核心)科学者の信用どう取り戻す』 【10/10 日経朝刊 滝順一君】

半年ほど前話題にした滝純一が、昨日の日経朝刊にまた書いています。今回は、「私は素人ですから、有名人の言っていることを引用しました。でも科学者がちゃんと結論出してね」というもので、半年間で少しは進歩の跡が見られます。が、半年前の問題発言は取り消せず変節振りは情けないと言うか、よく読むと、未だに、「ICRPの基準は今なお安全を考えるよりどころである」と断言する文章から、滝君こそ信用をどう取り戻すか考えたほうが良いと思います。筆者がうまく読み込めていないとしたら、随分判りにくい文章を(有料の)公器に載せているんだなぁと感心します。天下の日経だから赦されるんでしょうかね。

因みに日経は社説にこんなことも書いていましたね。

2011-10-10

福島児童の甲状腺検査のNHKの報道

昨晩のNHKの7時のニュースで、フクシマの子供36万人の甲状腺検査開始を知りました。20歳になるまで1回/2年、その後は5年おきの検査です。こんな感じでしょうか。
  1. 安定ヨウ素剤摂取を殺人知事が阻止し、
  2. 知事お抱えの鬼畜山下が人体実験を続け
  3. SPEEDI情報を隠蔽した政府の「安全デマ」をNHKが報道した
結果を再度NHKが以下のように無責任に報道しているということです。
『特に子どもの甲状腺に蓄積してがんを引き起こすことがあるため、被ばくしたおそれのある子どもたちは長期にわたる健康観察が必要です。専門家は「放射線の影響が出るとは考えにくい現在の段階で、もともとどれくらい甲状腺に異常のある子どもがいるのか調べ、異常が出れば早期に対応するといった支援が必要だ」と話しています。』
『(チェルノブイリと比較して)一方、日本では甲状腺がんと診断される子どもは毎年5人程度で、成人するまでに発症する割合が20万人に1人と極めてまれな病気です。』

2011-10-09

日本の非難準備区域指定解除と米国務省の避難勧告縮小

福島第1原発事故による福島県内の緊急時避難準備区域の指定が9/30日解除されていますが、除染も進んでいない状態で大丈夫なのかとハラハラです。その一方で以下のようなニュースもあります。事故発生直後は外資系企業の日本駐在員に対する避難勧告を非難するような声も上がっていましたので、何らかのプレッシャーを感じたのでしょうか? チェルノブイリの近くに駐在していた日本人に日本国政府は20キロ以内で避難勧告を出すのでしょうか? 米国務省(=外務省)のこの発表も、気持ち悪いというか、ウラが有るんでしょうね
米、原発避難勧告を半径20キロ圏内に縮小 国務省発表 【10/8 朝日新聞】 
米国務省は7日、東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故を受けて、同原発の半径80キロ圏内としてきた米国民向け避難勧告の対象地域を、原則20キロ圏内に縮小した。 
米政府は事故発生直後から、20キロ圏内を対象とした日本政府よりはるかに広い80キロ圏内からの避難を求め、議論を呼んでいた。 
7日発表された渡航勧告は、20キロ圏外でも放射線量が高いとして日本政府が指定した「計画的避難区域」と、住居単位で指定された「特定避難勧奨地点」からは避難するよう求めている。20~80キロ圏内では、短期滞在なら健康への影響は小さいとする一方、滞在が1年以上になる場合は、被曝(ひばく)対策をとるよう奨励。妊婦と子供、高齢者に対しては、30キロ圏内に住むのは避けるよう勧告した。