2010-05-01

愛知県民税 (2) JALと郵便局、知事と県議

神田愛知県知事の徒労は3日前に書きました。路線廃止になるのは必定なのに言うだけは言っておかなければ誰かに何かを言われるという意味で徒労なので、無駄な出費であることは間違い有りません。これはNUMMI廃業を思い留まらせようというUAWのトヨタに対するポージングに通じるものがありますが、これとは別にJALの件に感じるのは、郵便局のユニバーサルサービス議論です。

僻地に関しては3ヶ月前に書きましたが、神田愛知県知事の陳情で欠けているのが小牧空港発着の国内線単体の損益(あるいは搭乗者数)の実績と見通しでしょう。他の15都市も同じで、ここを示さなければ、国営に戻ってしまった会社としては聞く耳を持たないというところでしょう。神田知事の「納得できない。国民の空の足をどう確保するか、その点の配慮が欠けている」というコメントも、「僻地に縁が有り、小牧空港近辺に居住する一部の愛知県民の足をどう確保するか~」と読み替えると、余りにもバランス感覚が欠けていると言わざるを得ません。愛知県議のレベルは知りませんが、知事がこうだと、名古屋市と違って、その身分保障は磐石なのでしょう。

2010-04-30

非受益者負担の法則 (2) リニアいつなんだ?

昨日の報道で、東京-名古屋リニア開通が2年+遅れて2027年になると知りました。4ヶ月前にブーたれましたが、既に掘った部分は放ったらかしで、さらに工期が延びるなんて信じられません。2026年辺りに突然死する人は乗れずに負担だけはして… これで海外へは売り込むとか信じられません。一部ルート変更でも関係無いところは掘って、支払いも済んでいるとの情報も有ります。来年とは言いませんが、「もう何でもいいから早く乗せてくれよー」と言いたくもなりますよね。

2010-04-29

名古屋市民税 (18) ノー感じ市議(画像は4/28商店街で)

4/27日付の中日新聞Web版からです。昨年の市長選で河村市長を推薦した民主党を中心とした議会の声は以下のとおりのようです。普段なら誰も気にも留めない市議が、こうやって話が大きくなったからこを名前を売ることができているのです。諸隈さんだけまともっぽいのですが、他は市民のみならず国民の厳しい目に晒されている事を認識して、言葉を選んだ方が良いと思います。とにかく、河村市長公約を審議するまでに1年近く掛かった罪は重大ですよ。
  • 民主市議団 「推薦の取り消しを党本部に求めるべき」
    → 河村市長はマニフェストからブレていないですよ
  • 吉田伸五民主副団長 「正式な政党でもない団体についていく市議はいない。反党行為も甚だしい。ここまできたら、減税を争点にした住民投票で決着をつけるしかない」
    → 民主党ってそんなに立派な党ですか?
  • 諸隈修身民主団長 「~ 徹底的に戦うつもりだろうが、市民のためになるか疑問だ」
    → 戦い方はリコール・解散だと早く理解したらどうですか?
  • 中川貴元・自民党市議団幹事長 「 ~ 市政をチェックする議会の役割を阻み、イエスマンで固めようとする発想は考え直すべきだ」
    → 職業議員よりはNoと言えますよ

2010-04-28

愛知県民税 (1) 神田愛知県知事とJAL

神田愛知県知事が、北海道、青森、岩手、秋田、山形、宮城、岡山、島根、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、熊本、宮崎の15道県を束ねて、JALの廃線を見直すように国交省に陳情に行きました。死者にムチを打つよう保護者を仕向けるような今回の行為、皆さんはどう思われますか?

筆者はこう思いますけど…
  1. 更正しようとしている会社に無理を言うなら、儲かる絵を示してあげたらどうですか?
    → 今回も小牧空港からJALで羽田まで行かれたのでしょうね
  2. JALはそっとしておいてあげて、ANAに頼んだらどうですか?
    → 中部国際空港より便利な小牧空港の国内線はJAL独占だからでしょうか?
  3. 大阪府は関係ないのでしょうか?
  4. 名古屋市民は県民税減税も待っていますよ、当然県会議員の待遇見直しも…
神田知事は「らちがあかない」と言っていますが、既にあなたが埒外なのだから、■チガイと言われないうちに無駄な出張は控えるようにした方が良いですよ。

2010-04-27

名古屋市民税 (17) 減税日本立ち上げ

河村市長が立ち上げ、橋下大阪府知事らの応援を取り付けています。河村市長は解散後の擁立候補者数に関し、最低でも過半となる38人と言っていますが、筆者案の75人(定数)当選→半数削減(38人に)として37人が辞任というのをやってもらいたいですね。

中日新聞のNet版には河村市長インタビューと共に、もと河村サポーターの後・名古屋大学教授の寄稿が載せられています。後教授は、以下のように言っています。
  1. 政治家としての能力と人気は抜群の一方で、経営者としての能力と関心は極端に低い
    → 職業教授の後さんに言われる筋合いの話ではないですよね
  2. 市長の関心は、議会解散の直接請求から住民投票、議会再選挙というシナリオを実現することに尽きる
    → 後教授読みが浅いのでは?
  3. 次の市長選では、それでも勝ってしまうだろうというのが困ったところである
    → 困るどころか市民は大歓迎なんじゃないでしょうか?
  4. 市政に責任を持つ覚悟のある2大政党が、選択肢を出して競うシステムを目指すしかない
    → 2大政党など古すぎ!
まぁ、でも、面白いことに変わりはありませんね。

2010-04-26

アラフォー (2) ちょっと補足

4月10日の投稿の登場人物であるママと、初対面でない方のお客さんと3人でランチに行きました。そして、このお客さんから、「私はアラフォーじゃない」との指摘を受けましたので釈明しておきます。指摘した彼女は「(半)熟女3人」と書いたうちの「半熟」の方なので、筆者の表現は間違いではなかったのです。本人は「アラサー」と力説していました。彼女は、それ以外にも面白いコメントを沢山してくれましたので、ランチも美味しくいただくことができました。表題本論は別の機会にお伝えします。

2010-04-25

ケータイソフト

今日の日経で、国内ハード4社がDOCOMOケータイ用OSを共同開発するという記事を読みました。これだけガラパゴス化を嗤われている状況下でかかる意思決定を迫られるハード4社が可哀想でなりません。iモードに続くガラパゴスの進化形であり、Androidに対抗できないなら、止めた方がリソースの節約になるというものです。事業仕分けもこれをテーブルにあげたらどうでしょうか? 電電公社の頃からのインフラ保有という独占的地位の濫用で、国民の支払う通信費はインドとかに比べると馬鹿みたいに高いのですから…